【procreate】練習-鉛筆画編【お絵描き】

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今日はprocreateを使って鉛筆画の練習をします。

練習過程を記録として残していきたいので、動画投稿なども兼ねてやってみようと思います。できませんでした・・・。できると書いているサイトもあるので、要調査します。

ちなみに、procreateはタイムラプス動画を自動で録画してくれるので、後から見直すのも、YouTubeなどで公開するのも楽チンです。

procreateってどんなの?という人や、鉛筆の再現具合をチェックしたい人、作画工程に興味のある人など、何か参考になれば幸いです。

それでは、やってきます。

1. procreateのキャンバス設定〜ラフ

今回は鉛筆画で、細く薄く鉛筆を使いたいのでキャンバスサイズも大きめにしようと思います。procreateの画面右上、「+」ボタンから新規キャンバスを作成を開いて一番下の「カスタムサイズを作成」。

このblogのメイン画像表示サイズは横幅1500pxなのですが、鉛筆画で細かく書き込む時には倍の3000pxでキャンバスサイズを設定します。今回はなぜか縦長の絵を描きたくなってしまったので、横3000px × 縦4500pxというかなり大きめサイズのキャンバスとなりました。

最初は、この縦長のキャンバスにだいたいどんな風に絵を描くかを決めていきます。ラフというやつです。

ここで言うラフはアタリとも言われるやつで、どこに、何を描くのかざっくり決めていくので、太めの線で描いていきます。今回はデフォルトで入っているブラシ「インキング > 製図ペン」を使用。

今回の題材は「母と娘」にしました。

ぼくがラフの時に気をつけるのは、

  1. 余白
  2. 人-人、人-物の位置関係や重なり

です。2つ以上の物体の重なりなどは難しいので詳細を描きながら調整するのは高度なテクだと思いますので(上手な人の動画だと描きながらガンガン調整してます)、この時点である程度決めちゃいます。

また、絵は「描く技術」と別に「配置の技術」も結構重要だと思っていて、どこに余白をつくると良い感じに見えるか?というのも、描き始めにある程度考えておいた方が、一生懸命絵を描いてしまってから「なんか変」となりづらくて良いかもなーと思いました。

ラフが終わったら、そのレイヤーの透明度を下げてうっすら表示に変更。その上に新規レイヤーを作って、いよいよメインの筆で線を描いていきます。こっちはある程度完成時に残る線なので画面を拡大して詳細に描き込んでいきます。ラフで物の配置はわかっているので、拡大して描き込んでも現在地を見失うことがありません。(でもたまに全体表示してバランスを確認してます)

2. 主線の描き込みとデジタルならではの微調整

結局、ある程度描いてからもう少し上に余白を作りました。塊で動かす分には楽にできます。こういうところがデジタルは便利だし、いろんな配置を試せるので勉強になって良いと思いました!(アナログだと全部描き直しですからトライ&エラーができません)

赤ちゃんの顔の位置も、少し調整。procreateなら「切り抜き」機能があるので、赤ちゃんの顔まわりだけ選択→切り抜いて移動できます。超便利。

絵を描いていると「それっぽく描くテク」がいろいろ身についてくると思います。僕のお気に入りのちょいテクは「シワの寄るところ(関節の曲がったところなど)に濃い目の線を入れる + シワ近くのお肉を少し盛り上げる」をやると、体の柔らかい感じが出るのでよくやります。

あとは手先。指の一本一本の動きをつけるとなんだか良い感じになることが多いので、少し難しいけど自分の手をじっくり見るなどして頑張って描きます。手は個別に練習する価値アリなパーツです。

3. 塗りが決め手。塗りこむことで足りない部分が見えてきます

顔と髪の毛の描き込みは人物画で一番好きな面白ポイントですが、髪の毛は大変なので、とりあえずのっぺりと色を塗って放置。先に顔の影を入れていきます。

ほうれい線のラインを入れすぎるとおばあちゃんっぽくなっちゃうのですが、目頭-鼻-口周りの影の入れ方で顔の「しっかりかけてる感」のほぼ全てが決まるので、試行錯誤して頑張ります。

顔だけ影が入った状態だと、やけに濃い影で劇画調に感じてしまいました。う〜ん、むずかしい。

ただ、一旦そのままで他を進めます。影の濃淡は相対的なものなので、他が濃くなることで気にならなくなったりもしますし、全体の濃度が上がることで「どこが物足りないか」も見えてきます。

なので、一番濃いところを塗り込んでいきます。

髪のグレー塗りも薄すぎたので、一旦真っ黒にしました。今回はこのまま真っ黒ベースで細かい毛を描き込む形式にしましたが、髪の毛の表現は本当に様々あって、デジタルの場合は「一本一本描き込む + ホワイトや中間色でも描き込む」というマゾい描き方で、もっとリアリティのある感じにもできたりします。

細かい毛を描き足します
ハイライトやつむじも描き込み。わざと描き込まないマットな仕上がりもかっこ良いですよね。
髪の描きたし。すごく楽しいお気に入り工程です。

以上でだいたい終わりなのですが、ここで一回全体を見て、クオリティアップのためにいろいろやり始めます。蛇足であることも多く、試してはやめて・・・を繰り返したりするので、安全策のためにも一旦この時点のものを複製保存などして保険をかけます。

4. 魂は細部に宿る。これは本当!

背景だけ色をいれて、全体を引き締めつつ、背景があることでタオル生地の境界線などは主線を消しました。こっちの方が白くて柔らかい生地感を感じやすいかなと。

最後になって変なスイッチが入ってしまいました。タオル生地表面の模様も描き込み。こういうのは、「結局やらなきゃよかった」みたいなことも多々あるので別レイヤーでやります。

今回は、ちょっとトラ柄のようになってうるさいかなとも思ったので、練習だしせっかく苦労して描き込んだのでそのまま残しました。タオルとか布とかの模様は本当に難しいのと根気がいるなぁと思うので、ノッている時だけ、勢いに任せてやってます。

まとめ

以上で完成としました。

厳密には少し色を入れて鉛筆画以外の力を借り手の完成となりましたが、こういうので「なんかちょっと作品ぽくて良いかも!」というのも気分アゲな要因だし良いんじゃないかな〜と思ってます。

明日は同じ題材で鉛筆塗り→カラーに挑戦してみます。

カラーは苦手というか、また別次元に考えることややることが多いので苦戦しそうです。procreateは画材も豊富なので何で塗っていこうか・・・というのも悩みのタネですが、いろいろ試して少しずつスキルアップできたらな〜と考えておりますので、よろしければまた見てください〜。

Profile


ここに自分のプロフィールを入れる。ほぼサイトの説明のような感じでも良いかと思っている。フリーランス、デザイン、絵、プログラムなどが主になってくるが、あまりに散漫にならないように気をつけなければならないのも、事実。