【読書中】世界史を大きく動かした植物【ナス科!】

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トマト編まで読んで

トマト、ジャガイモ、トウガラシ、タバコ、マンドラゴラなどはすべてナス科。知らなかった。特にジャガイモのナスじゃない感半端ないのに。

ナス科は結構毒素を持つ植物が多く、トマトも葉や茎には毒を持つらしい。

意外だったのが、「トマトほど赤い植物はそうそうない」らしいこと。どういうことかというと、リンゴなどの赤く見える植物も実際には赤紫がかっていたりする。これは「真っ赤」な色素を持つ植物が少ないから。しかしトマトに含まれるリコピンは赤い色素を持つ。

このため鮮やかに赤くて綺麗なんだけど、ヨーロッパでは「真っ赤」と「ナス科」というところで警戒されてなかなか食べ物としては普及しなかったみたい。さらにジャガイモ土地がって食糧難を助ける、とかいうほどの食べがい?栄養?もなかったか。

読んでいて不思議に思ったのは、「赤い色素」という言葉。

『文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る』でもわかる通り、色というのは光の反射で、「赤い色素」というのは赤い光を反射する物質ということ。でも、光はグラデーションなわけだから「赤紫」か「赤」かをどのように厳密に判定するのだろうか。しかも色相環的には赤と紫はぐるっと回って隣同士なわけだけど、波長でいうと最も短い紫と最も長い赤だから、赤紫というのはその両端を反射する性質なのか??

全然植物と関係ないところで不思議がってしまった章でした。(そして、コムギ〜ジャガイモほどのドラマのない章でもあった)

そもそも色素って体表面に滲み出てきて光を反射しているのだろうか。不思議は尽きない。

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ここに自分のプロフィールを入れる。ほぼサイトの説明のような感じでも良いかと思っている。フリーランス、デザイン、絵、プログラムなどが主になってくるが、あまりに散漫にならないように気をつけなければならないのも、事実。